
妄想パラドックス
ビネツショウネン

サークルの年表
全20作・6年分・最新 2013年5月




















初めのころは、親友だった黒川と光が恋人になったはずなのに、ゲイとノンケのあいだで気持ちがかみ合わない様子を『止まらない指先』で描いています。続く『あいまいな唇』では、長く秘めてきた想いを黒川が告白したものの、天然ノンケの光との関係は友情とも恋愛ともつかないまま進みません。温泉旅行に誘われた黒川がどう動くかが描かれ、リバの要素もあります。その次のころには、『瞬きの間に(後編)』で叶わない想いに追いつめられる黒川と、後輩の金子に呼び出されて距離が食い違う光が描かれます。『巷に雨の降るごとく』では恋人同士になっても求めてしまう黒川を、ほんのり切ない日常として描きました。『Cheap sweets』は媚薬や触手、コスプレなど遊び心のある一冊です。最近の少し前は、父親の訃報をきっかけに光と言い争い、異母妹と出会う黒川を『十万分の一秒』で描きます。最近は『未来のアルゴリズム・1』で関係が変わってから三年後の二人を、『境界線症候群』で距離に悩む黒川と近づけない光を、『まなつのこころ』で黒川がデレデレな番外を描いています。
その次のころは年下攻め・歳の差・シリアスのタグが増え、想いが叶わない苦しさや、周囲の人物が絡む展開へと広がっています。『巷に雨の降るごとく』では恋人同士の日常が描かれ、ほのぼののタグが増えた最近の少し前では、家族や過去を見つめる静かな話が加わりました。最近はヘタレ攻めとシリアスが中心になり、恋人になったあとの不安や距離の揺れを描く作品が目立ちます。一方で、ゲイとノンケという組み合わせ、友情と恋愛の境目で悩む黒川、そして黒川が光に惹かれ続ける関係性は一貫して続いています。雰囲気は甘い日常からしだいに痛みを含むものへ移り、それでも二人の関係の核は変わらずに描かれています。
描かれる二人は、ゲイの黒川とノンケの光という組み合わせです。間柄は高校時代からの親友で、友情から恋人へ進む、あるいは友情と恋愛のあいだで揺れる型が基本になっています。『止まらない指先』や『あいまいな唇』では、告白のあとも曖昧な関係が続き、『境界線症候群』では体をつなげること以外に溝を埋める方法があるのかが問われます。出会いから結ばれるまでは、長く想いを秘めた黒川が告白し、そこから関係が少しずつ変わっていく流れです。『巷に雨の降るごとく』のように恋人になってからも求め続ける黒川の姿が描かれ、『まなつのこころ』では黒川がデレデレになる番外もあります。性的な場面はラブラブ・あまあまのタグが付く作品に多く、リバの要素を含む作品もあります。
このサイトに並ぶ本のデータだけで数えています(1日2回更新・年表の見方)。
各本のページのボタンから手に入れると、代金はビネツショウネンに届きます。
最初の一冊には『あいまいな唇』をおすすめします。高校時代からの親友だった黒川と光の関係が、告白のあとも友情とも恋愛ともつかない形で続くところに、このサークルの持ち味がよく表れています。二人の距離が少しずつ近づいていく過程が丁寧に描かれており、この作品を読むと、続く『巷に雨の降るごとく』でどう関係が深まったのかも自然に追えます。
このサークルの本が合うのは、ゲイとノンケという組み合わせの二人が、友情と恋愛の境目で少しずつ距離を縮めていく話が好きな人です。甘いラブラブ・あまあまの日常から、ヘタレ攻めの不安や、すれ違いを描くシリアスな展開まで、関係の変化を追うことを楽しめる人に向いています。一方で、執着の強い黒川の想いや、叶わない恋に追いつめられていく場面、痛みを伴う家族の話などは重く感じられるかもしれません。『Cheap sweets』には媚薬や触手といった要素もあるため、そうした表現が苦手な人は注意が必要です。

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いちばん古い本は2007年5月27日、いちばん新しい本は2013年5月25日に出ていて、このサイトでは20作を年ごとに並べています。
1シリーズあります。いちばん本数の多い「【LEMON AGE】シリーズ」は16作で、このページの「続き物の線」に年の幅を載せています。
ゲイの黒川とノンケの光という、高校時代からの親友同士の二人を描いています。友情から恋人になる関係ですが、想いの向きが揃わず、すれ違う場面も多く描かれます。二人の距離が少しずつ変わっていく過程が作品の中心です。
初めのころはラブラブ・あまあまの甘い日常が中心でした。その後は年下攻めやシリアスな展開が増え、最近はヘタレ攻めの不安や関係の揺れを描く作品が目立ちます。甘さから痛みを含む話へと移りながら、二人の関係の核は変わっていません。
『あいまいな唇』がおすすめです。告白のあとも友情とも恋愛ともつかない関係が続く様子が描かれ、このサークルの持ち味がよく分かります。その後の作品を読むと、関係がどう深まっていくのかも追えます。
『LEMON AGE』シリーズがあります。『あいまいな唇』はWeb公開漫画「LEMON AGE」のサブキャラ番外編で、『巷に雨の降るごとく』はシリーズ第5弾、『十万分の一秒』はシリーズ第6作です。『未来のアルゴリズム・1』は完結編の第1部です。
黒川の執着が強く、叶わない恋に追いつめられていく場面や、すれ違いが長く続く展開は重く感じられるかもしれません。『Cheap sweets』には媚薬や触手の表現もあります。
この年表は、作品の題名・発売日・ページ数・付いているタグをもとに、BL漫画ビューアの運営者が発売の年ごとに並べ直したものです。年の分け方と作風のまとまりは年表の見方にまとめています。