
残痕
KASUMIKAZE

サークルの年表
全4作・3年分・最新 2026年5月




初めのころは、神社に仕える少年の颯太と、仕事も恋人も失って引っ越してきた青年の凪人が出会う『傷跡』から始まります。続く『爪痕』では、居場所をなくしていく少年の凪人と、心に何かを抱える少年の楓が描かれ、楓が凪人に懐いていく中で二人の関係が歪んでいきます。中ごろには『傷跡 -消えない記憶-』が登場し、2023年に出した『傷跡』を物語の構成は変えずに描き直し、新たな場面を加えて全体を組み直した完全版になっています。最近は『残痕』で、心に消えない傷を負って精神病棟に入院した楓が、そこで何を見つけるのかを描いています。
初めのころは、強制や無理矢理といったタグが多く、居場所のない少年や、生活に行き詰まった青年が傷を抱えたまま関係を深めていく話が中心です。中ごろになると、シリアスのタグも並ぶようになり、傷の重さや記憶の問題が物語の軸に据えられていきます。最近はシリアスが中心で、精神病棟や心の傷を背景に、人物の内面を追う話になっています。一方で、神社や土地に根ざした出会いから始まる舞台の型や、過去の傷が今の関係に影を落とす構図は、初めから変わらず続いています。
このサークルでよく描かれるのは、年の差や立場の差がある少年どうしや青年と少年の組み合わせです。『傷跡』では神社で暮らす少年の颯太と、人生を立て直そうとする青年の凪人が出会い、『爪痕』では両親の離婚で居場所を失った凪人と、凪人に懐く楓が、家庭の中の孤独を分け合うように結びつきます。『残痕』では、既刊『爪痕』の後日譚として、楓が入院先で新たな関係に出会う流れが描かれます。出会いから関係が生まれるまでは、孤独や喪失を抱えた者同士が、居場所を求めて近づいていく型が多く見られます。性的な場面は、強制や無理矢理の形で描かれる作品が中心で、『爪痕』では成人男性と少年の性描写も含まれています。
このサイトに並ぶ本のデータだけで数えています(1日2回更新・年表の見方)。
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最初の1冊には『傷跡』をおすすめします。神社で暮らす少年と、人生を立て直そうとする青年の出会いから始まり、このサークルが描く孤独な者どうしの距離の詰まり方がよく分かる一冊です。続けて読むなら、同じ人物が登場する『爪痕』が、居場所を失っていく少年たちの関係をより深く見せてくれます。
このサークルの本が合うのは、心に傷を抱えた人物が、居場所を探しながら他者との関係に揺れていく物語を好む人です。少年と青年、年の差のある二人の関係をじっくり追いたい人や、シリアスな展開の中で人物の内面を読み込みたい人に向いています。一方で、強制や無理矢理の描写が中心になる作品が多いため、そうした表現が苦手な人には合わないかもしれません。
いちばん古い本は2024年2月25日、いちばん新しい本は2026年5月4日に出ていて、このサイトでは4作を年ごとに並べています。
2シリーズあります。いちばん本数の多い「ぼくの記憶」は2作で、このページの「続き物の線」に年の幅を載せています。
孤独や喪失を抱えた少年と青年、少年どうしの組み合わせが中心です。『傷跡』では神社で暮らす少年と青年が、『爪痕』では居場所を失った少年どうしが描かれます。年の差や立場の差が、二人の関係を揺さぶる要素になっています。
初めのころは強制や無理矢理のタグが多く、中ごろではシリアスも加わり、傷の重さや記憶の問題が物語の軸になっていきました。最近は精神病棟や心の傷を背景に、人物の内面を追う話が中心です。
『傷跡』がおすすめです。神社での出会いから始まり、孤独な者どうしが距離を縮めていく流れがこのサークルらしさをよく表しています。
この年表は、作品の題名・発売日・ページ数・付いているタグをもとに、BL漫画ビューアの運営者が発売の年ごとに並べ直したものです。年の分け方と作風のまとまりは年表の見方にまとめています。